ちょー久しぶりの更新、このブログ、まだ生きています。年末にいろいろ衝動買いしてしまったのですが、トラベラーズファクトリーのローラーボールをご紹介。ずっと欲しかったのですがなかなか踏ん切りが付かなかったものなんです。まあまあいいお値段したのですが、さてどんなもんでしょうか?
ブラスローラーボールの開封とサイズ感
届いたローラーボールのパッケージはこちら。大きさ比較のRhodiaメモはNo.11、7.5cm x 10.5cmの小さいやつです。
コンパクトなのは分かっていたし、それが良くて購入したんですが、ほんとに小さいですね。
ご対面です。ピカピカでかっこいい!しかもかなり小さいです。メモ帳とかにちょうどいいサイズかも。
Rhodia No.11とのサイズ比較。ペンホルダ付きメモカバーだったらほんとにぴったりサイズかも?
インクカートリッジのこと
さて、この真鍮のローラーボールに入れるインク。ブラックのカートリッジがひとつ付いてきますが、やっぱり好きな色を使いたい。コンバーターを使うのもひとつだったのですが、万年筆で何度もインク切れを経験している身としては、今回はカートリッジを使いたい。色味の方向としてはブルーブラック〜ブルーグリーンが好きなのですが、このローラーボールに合うカートリッジでは、欲しい色が見つけられませんでした。
このローラーボールに合うカートリッジは「ヨーロッパタイプ」とのこと。欧州汎用のカートリッジなので、もっといろいろチョイスがあるかと思ったんですが、そうでもないようです。
探しに探して最終的に購入したのがこちら。
調べているうちに嫌になってしまい、「現物を使ってみなければ色味は分からないわな」という結論に。なんでも良かったのですが、こちら、おフランスのエルバン(HERBIN)の「ナイトブルー(BLEU NUIT)」に決定。イマイチだったらまあ、なにか他のを買ってみることにします。
普段万年筆で使っているのはPILOTの色彩雫、「月夜」です。これを超える色に出会えません。
小さなカンカンに6本入っていました。早速ローラーボールに取り付けてみます。
失敗の図。ネジを外すのはここではありません。カートリッジを挿してみたんですが、真鍮のパーツに入らないんです。
こちらが正解です。正直めちゃ恥ずかしいのですが、こういうミスをする人もいるかな、と思い載せておきます。説明書はちゃんと読みましょう。
さらっとRhodiaに試し書き。第一印象は「インクが結構じゃばじゃば出るな」でした。インクの色味は書いた瞬間は紫がかった青、乾くとブルーブラック、というイメージ。いい感じです。写真撮っていないんですが、このRhodiaのメモ帳では裏写りはほとんどなし(若干あるけど)。とりあえずしばらくの間はこちらを常用してみようと思います。
少しだけ使った感想など
実は「ローラーボール」を使うのは初めてなんです。最初はボールペンのようなものだろうと思っていたのですが、どちらかというと万年筆に近い感じ?インクが染料系でさらさらとした書き味なのはいいんですが、これ、紙を選ぶかも知れません。けっこう滲むんですよ。ペンとインクが決まってからそれに合わせて紙を選ぶというのは、なんというかこう、沼にハマっているかも??
書くときはキャップをお尻に挿せば普通のペンと同じような長さになります。適度な重さがあるので個人的には非常に持ちやすく書きやすい、オススメのペン&インクなのであります。
こうやっていじっている間にも表面のピカピカが少しずつくすんで行くのが分かります。ブラスのペンはこの経年変化が最大の特徴であり味だと思うので、長く使っていきたいものです。
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