【作ってみた】トラベラーズノートカバーを自作してみました

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完成した自作トラベラーズノートカバー

※この記事は、以前持っていたブログ(現在は閉鎖)の記事を加筆・修正したものです。

かなり前にトラベラーズノートを使っていた時期がありました。A3三つ折りというのはスーツのポケットにもギリギリ入る絶妙なサイズ感で重宝していたのですが、いつの間にか使わなくなってしまっていました。何年か経って、また突然使いたくなったのですが、オリジナルのカバーはちょっと安っぽい質感だったり、裏表紙ど真ん中にゴムの結び目が来ていたりと使い勝手がイマイチだったので、自分で作ってみることにしました。

↓↓新しいものも作っています!↓↓

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目次

自作カバーのコンセプト

オリジナルのカバーは革切りっぱなしの素朴な作りで、それなりに味があるし「あの質感がいい!」というのもうなづけるのですが、値段を考えるともうちょっとなんとかして欲しいと思った記憶があります。気に入らなかったところは3つ。

  • 質感 ←もうちょっと高級感のあるものがいい
  • 手帳が開かないようにするゴム ←裏表紙のど真ん中に結び目があって使いづらい
  • 手帳を止めるゴム ←これも背表紙上部に大きな留め具があって使いづらい

ということで、今回自作するカバーのコンセプトとしては、

  • ちょっといい革を使ってみる
  • 手帳が開かないようにするゴムは無し(手帳バンドを自作するか購入する)
  • 手帳を留めるゴムの金具は可能な限り小さなものを使う

この方向で作ってみようと思います。取り敢えずは練習(兼試作)。ひとつ作ってみて、うまくできればラッキー、ダメでもいろいろ課題が分かるだろうという。失敗した時の言い訳ですけど!

今回使った材料

材料といってもそんなにたくさんある訳ではないんですが、今回選んだ材料をご紹介。

安いのから高いのまでいろいろな種類の革があるのですが、今回はこちらにしてみました。

協伸レザーさんのオンラインショップにあった、「オイルヌメ #1 300mm x 300mm 厚さ2.0mm」です。色はダークネイビーをチョイス。質感も硬さも色合いもよく分からないのですが、

  • 革素材 →よく分からないけど色がたくさんあってポピュラーっぽいから
  • 厚さ →1.5mmと2.0mmで結構悩む。手持ちでも書けるようにしっかりした背表紙がほしかったので厚い方にしてみた
  • 色 →単なる好み。会社でも使いたかったので、落ち着いた色

革を接写するとこんな感じ。これだけじゃぜんぜん分かりませんね。現物を手にした第一印象は、

  • 表面はかなりつるつる。そこそこ艶もある感じ。使っていったらもっと艶が出るかも?
  • 思っていたよりも硬い。これなら1.5mmでもよかったかも?でもしっかりゴツさはあるので、2.0mmでいいと思う
  • 色はほとんど黒。でもトコ面(裏側)を見ると青っぽいので、黒ではなさそう。と疑うくらい濃いネイビー

革を選ぶ時はやっぱり現物を見ないといけませんね。かといってこの革が失敗という訳ではなく、思ったのとだいぶ違ったのでちょっと面食らったという感じです。

ゴムひも

ノートをカバーに留めるためのゴムです。今回はなぜかケチって百均の髪留めゴムを使用。つるっと抜けてしまわないために、だと思うのですが、表面が若干毛羽立っていて、ちょっと微妙でした。

※ゴムは純正のものを使うことをおすすめします。

しおり

しおり用に何か紐を通す必要があります。今回選んだのはこちら。


色は黒、太さは1.0mmにしてみましたが、ちょっと細すぎる気もします。お好みですが、1.5mmの方がいいかも知れません。

ゴム留め金具

手帳本体をカバーに固定するためのゴム留め金具です。ゴム留めというよりは、結び目を隠すための飾り、といった方が適切かも知れません。


色はアンティークゴールドで即決。革がほぼ黒なので、アンティークシルバーでもいいかも。大きさをφ2mmにしたのですが、結果的には小さすぎでした。もうワンサイズ上のものの方がいいです。

修正しながら探したところ、いろいろな留め具があるみたいです。お気に入りを探してみましょう。

主な材料は以上です。この他にしおりの先に付けるチャームなどはお好みで。「チャーム」で検索するといろいろかわいいの、かっこいいのが見つけられます。そんなに高くない、というか安いし。こういうのを自由に選べるところがトラベラーズノートの魅力であり醍醐味ですね♪


と、書きながらふと思いついたのですが、しおりの紐の先に丸カンを付けておけば気分でチャームを変えられますね。がっちり縛っちゃうと交換はゴム紐ごと、ということでけっこう大変ですが、丸カンならチャームだけ気軽に交換出来ます。

必要な道具

基本的なレザークラフトの材料があれば事足ります。作業としては革を切って穴を開け、床面(裏側)、コバ(断面)を処理した後ゴムとしおりを通すだけなんで、そんなにたくさんは要りません。今後レザークラフトを趣味にしてみよう、というのであれば専用のいい道具を揃えてもいいと思いますが、もしトラベラーズノートカバーを作るだけであれば、必ずしもこうかなあ道具を揃えなくてもいいと思います。

カッターマット

カッターマットは手持ちで大きいものを持っていましたので、それを使っています。こちらを作業台、兼革を裁つ(切る)際の下敷きにしています。


こんなに大きいのは必要ないかも知れませんが、大きい方が革を裁つ際にやりやすいです。わざわざこんなのを買わなくても、厚手の段ボールを2〜3枚重ねて下敷きにしてもいいかも知れませんが、その時は折り目を避けて切るようにしないといけません。

革裁ち包丁

革を切るためのカッターというか包丁です。↓こんなやつ。


慣れると垂直かつバッサリと切れて非常に使い易いのですが、決して安いものでもないですし、慣れないとけっこう危ないので、特にレザークラフトをやろうと思っていないなら一般的なカッターで十分です。ただ、少し大きめのしっかりした新品ないし刃が新しいよく切れるものでないと苦労しますし滑ったりして危ないです。作業される際はお気を付けください。

トコフィニッシュ

革の床面(裏面)やコバ(断面)の処理に使う透明などろっとした液体。革の毛羽立ちを抑えてくれます。小さいのがひと瓶あれば十分。


トコノールというのもあります。用途は同じですが、トコノールの方がさらさら、こちらトコフィニッシュの方がクリームに近いかも知れません。トロットはしていますが。どっちでもいいです。

ガラス板

トコフィニッシュを塗った後、床面を磨くのに使います。断面が丸く加工されています。


んー、あった方がいいんですが、ちょっとお高いですよねぇ。

ヘリ磨き

↓こんなやつです。


コバにトコフィニッシュを塗った後、磨くのに使います。私は同じ形状でプラスチック製のものを使いましたが、使い心地は同じようなものです。(後でこの木製のものを買い直しました)

ハトメ抜き

ノート本体やしおりの紐を通すための穴を開ける道具です。私は手持ちのφ1.8mmのものを使いました。φ2.0mmでもいいかも知れませんが、1.8mmでぴったりな気がします。


木槌

ハトメ抜きを打ち込むのに使います。家にかなづちとかあるならそれで十分です。


ゴム板

ハトメ抜きを使う際の下敷きです。小さいものでOK。ダンボールとかさっきのカッターマットでもいいかも知れませんが、刃が下に抜けるのでしっかりしていて刃が刺さって傷ついてもいいものが必要です。


角R落とし

これはなくてもいいのですが、コーナーにRをつけたかったので前から気になっていた角R落としというのを使ってみました。使い方がすごく難しかったけど、いい感じにRがつけられたと思います。今回は5R(Rの半径5mm)と一番小さいものを選びました。切りっぱなし直角というのも嫌いじゃないのですけれど、使っているとどうしてもよれてきそうだったので4隅にRをつけています。ゆっくりやればカッターでも代用出来そうですし、あえてRをつけず、直角切りっぱなしというのも結構好きです。


こうやってみるとけっこういろいろ必要ですね。このトラベラーズノートカバー、普通のレザークラフトのように縫ったりはしないのですが、レザークラフトのスターターキットなるセットがいろいろ売っていますので、それを買っちゃうというのも1つの手です。まあ、よほどたくさん作るというのでもなければ、本家のノートカバーを買ってしまう方が結局安上がりになってしまいますが。でも、これを機にレザークラフトを始めてみる、というのもいいかも知れませんよ?


トラベラーズノート カバーの自作

ではいよいよトラベラーズノートカバーの製作に取り掛かります。

革の裁断

まずは革を必要な大きさに切ります。革の大きさは横24cm、縦22cmとしました。いろいろな方がトラベラーズノートのカバーを自作されていますが、縦は22cmで共通なのですが、横が25cmだったり26cmだったりばらばらです。たくさん挟むなら26cmくらいでもいいかも知れません。基本一冊挟むだけのつもりだったので、今回はオリジナルと同じく横24cmとしました。2つに折ると12cmですね。革が硬いので、実際はぴったり折ることはできません。ですので12cmよりも短くなります。ノート本体の厚みもありますしね。

後で分かりましたが、横24cmだとノート1冊でぴったり、2冊挟むとノートがはみ出てしまいます。複数使うのであれば+1冊あたり1cm〜1.5cmくらい足した方がいいようです。

まずは型紙を作ります。百均で買ってきた工作用紙を必要なサイズに切り出します。

これを革に合わせます。1ヶ所だけ直角が出ているところがありましたので、そこに合わせて置きました。左下を合わせています。

正方形の素材を購入しましたが、必ずしも正方形だとは限りません。

型紙を使って鉛筆で軽く線を引きましたが、結局この線は使わず、先ほどの型紙の右下角に鉛筆で点を一か所うち、左上角から上辺を24cm、左辺22cm測ってこちらにも点を打ちました。それぞれの点から右下角の点に向かって革包丁で一気に切りました。

もう一度型紙を当ててみるとどうしてもここが斜めになってる…ということで、最大0.5mmくらいではありましたが、定規を当てて革包丁で修正しました。これで革の裁断はおしまい。

長方形を正確に切り出す、というのが意外に難しかったです。あまり神経質になってもしょうがないのですが、うまく切り出す方法ないですかね?

ゴムを通すための穴開け

次はゴムを通す穴を開けます。位置は上下とも、端から0.5cmと2cmです。縦の長さは多少ずれても問題ないですが、一直線上に開けないとおかしなことになります。

定規を当てて位置を決め、ボールペンの先でぐりぐりと印を付けました。写真では写っていませんが、実際は定規を当てたままやります。

上下の位置は多少ずれても問題ないのですが、縦一直線上に穴を開けないとゴムの張力で手帳がねじれてきますので、気を使うところです。

分かりづらいですが、こんな感じに印をつけました。ここにポンチで穴を開けます。

相当前に買ったハトメ抜き。なんでこんなものを買ったのかも覚えていませんが、これを使います。

先ほどつけた印の位置にポンチを当て、上から木槌でコンコンと叩いて穴を開けます。

穴の位置をど真ん中の中心線上かつきっちり直線にならないといけないのですが、微妙に左右にずれてしまいました。目分量ではなく、定規を当ててポンチを押し付け(押し付けるとポンチの形に丸く革がへこみます)、穴を開ける位置を正確に出さないといけないようです。

穴が開きました。この写真は銀面(革の表側)なのですが、ちょっと盛り上がってしまってます。裏側から開けたのがまずかったかな?まあ言われなければ気付かない程度のものなのでこれでよしとします。

ちょっと位置がずれてしまいました…まあもう仕方ない、これでいきます。

トコ面の処理

ゴムを通す前に、トコ面(裏側)とコバ(断面)の処理をしてしまいます。

使うのはこちら、トコフィニッシュ。これをトコ面全体に指で塗り広げます。染み込んでいくとムラになってしまうので、少しずつかつ手早く塗り広げていきます。

トコフィニッシュを全体に塗り広げたら、半乾きになるまで少し待ち、ガラス板で磨いていきます。

この時けっこう力を入れてゴシゴシしてしまったのですが、あんまり力を入れずに優しく磨いた方がよかったかも知れません。

かなりムラになっちゃいました…。乾けばマシになるかな?

R取り

コバの処理に移る前に、四隅にRをつけます。

R取りにはこちらのナイフを使います。R=5mmのものです。けっこう高価ですし、型紙を作ってカッターで切るだけで十分な気がします。

これを角に当て、角を丸く落としていきます。木槌が必要かと思いましたが、ものすごく切れ味がよく、かつ革も硬かったので、サクッサクッとストレスなく革を落とせます。

最初一発でRを出そうとしたのですが、失敗です。直線部分まで食い込んでしまいました…。一発で決めようとしたことが失敗で、欲しいRが取れるまで何回かに分けて様子を見ながら切っていった方が良いようです。

この部分は直線部分をコンマ数ミリ切り直すことで、どうにか修正できました。一旦直線を出した上で、改めてRを取り直しました。

こういうことがあるので、寸法きっちりよりも少し(3〜5mmくらい?)大きめに革をとっておく方がいいかも知れません。

コバの処理

角にRがついたら、コバ(革の断面)の処理をしていきましょう。いろいろなやり方がありますが、今回は一番簡単な方法で。トコフィニッシュを塗ってコバ磨きでひたすら磨くことにしました。

これはちょっと量が多すぎますが、表面や裏面に付かないよう、トコフィニッシュを指でちょっとずつコバに塗ります。これくらいつけて指で伸ばす感じで塗っていきます。銀面(革の表面)にはみ出してしまったら、すぐにティッシュペーパーなどで拭き取ります。

ぐるっと塗ったら、最初に塗ったあたりは乾き始めているので、そこからコバ磨きでゴシゴシと磨いていきます。そんなに力を入れなくてもいいかと思います。コバがだんだん滑らかになっていくのでけっこう楽しくて好きな作業です。

こんな感じで断面のエッジが内側(革の中心方向)に丸くなってくれればいいです。断面がこういう風になるように拒みがきの角度を調整しながら磨いていきます。

銀面(表面)の処理

今回選んだ革はオイルヌメなので、特に表面の処理は必要はないのですが、最初だけ、と思い靴用のクリームを塗っておくことにしました。あとで思いましたが、この工程は余計だったかも知れません。やっても問題ないですが、やらなくてもいいかと思います。

使ったのはこちら、アニリンカーフクリーム。革に油分を加えてしっとり感を保つものです。ただ、手帳カバーは通常毎日のように手で触れるものなので、手の脂が染み込み続けます。ですのでこの作業は特に必要ないというわけです。やるとしても1年に1回とか、その程度でいいはず。

古いタオルにクリームを取り、よく揉んで馴染ませてから全体に塗っていきました。黒くなっているのは革の染料が移ってしまったものです。全体に薄く塗り込みました。

分かりづらいですが、さらにツヤッツヤになりました。さらにこの上から靴用の防水スプレーを薄く吹きかけてしばらく馴染ませました。防水スプレーは防水効果だけでなく、ちょっとした汚れも弾いてくれる効果があるとのこと。まあやらなくてもいいかと思います。

ゴムとしおりを通す

しばらく置いてべたつかなくなったら、トラベラーズノート本体を留めるゴムとしおりとなる革紐を通します。

ゴムはこちら、百均の髪留めゴムを使いました。こちらは毛羽立ちが少し目立ちますので、純正品を使うことをおすすめします。このゴムは実測で直径約φ1.8mm。引っ張って伸ばせばもっと細くなります。

こちらはしおり用の革紐、太さ1.0mm。色は黒です。ゴムとしおりのつけ方はトラベラーズノートのオフィシャルページに詳しく載っていますので、そちらもご覧ください。

上側中央寄りの穴、裏側からゴムを通し始めます。あとは先ほどのオフィシャルページに従って、下側中央寄りの穴に裏側からゴムを通して表に抜き、そのまま隣の穴から内側に戻し、上外側の穴に内側からゴムを通す、という手順でOKです。

表側から見た様子。右側が上になります。

この上側を留めたらいいわけですが、これがなかなか難しい。何度も試行錯誤しました。

まず一方でもう一方を縛るのですが、その時一緒に栞も束ねて縛ります。気をつけるポイントとして、しおりは上のゴムの下側から通すこと。あとは結び目を動かしながらゴムのテンションを調整し、もう一方でもう一方を縛ります。なんだかうまく説明出来ている気がしませんが…

余分なゴムを切って結び目隠しの金具にはめ込みます。ゴムはけっこうギリギリで切りました。この金具、少し小さすぎでしたが無理矢理押し込みました。

最後にペンチでカシメて完成です。余ったゴムが少し出てしまいました。これは後でもう少し切っていますが、そんなに目立たないので適当なところでやめています。

一瞬うまくついたようにも見えましたが、金具がどうしても横になってしまいます。金具にペンチの痕がついてしまいましたし、あんまり上手いことできませんでした。まあ初めてならこんなもんでしょうか。

完成しました!

しおりを適当な長さに切り、チャームを結んで出来上がりです。トコ面のムラは若干マシにはなったものの、やっぱり残ってしまっています。

トラベラーズノートを取り付けてみました。サイズ的にはぴったりな感じ。上下左右もうちょっと大きくてもよかったかも知れませんが、1冊だけならいい感じです。

メモとかを挟んでおきたかったので、外側にはクラフトファイル、ノートは#002の5mmの方眼を使いました。



しおりはちょっと短すぎでした。いつも右側にスライドさせてしおりでノートを開くように使っていたのですが、それができません。まあ、しおりとしての最低限の役割は果たしてくれていますので、よしとします。あと、先にも書きましたが、このようにチャームを結んでしまうのではなく、丸カンをつけておけば気軽にチャームを交換できるようになります。

まだ革が硬いので、なかなかうまいこと閉じてくれません。無理矢理折ってみましたが、革の表面がちょっとだけ白くなってしまいました。ヒビが入ったような感じ?実際ヒビが入ったわけではありませんので、そのうち馴染むとは思います。今度作るときはもう少ししなやかな革を使った方がいいかも知れません。

全貌。いろいろ細かいところに不具合がありますが、初めてならこんなもんでしょうか。自分的には…うーん、58点です。残念! とはいえ初めてにしてはまあ、こんなもんと割り切って、しばらく使ってみようと思います。

反省点と課題点

次回作る時に気をつけるべきことを列挙しておきます。

  1. ゴムを通す穴をしっかり一直線上に、まん真ん中の線に沿って開ける
  2. しおりの紐を長くする→取り付け位置から対角線上の角以上にする
  3. 横幅は25cmにする

いろいろ思いついたつもりだったのですが、いざ列挙するとこの3つくらいかな?

1.についてはいわずもがな。穴の位置がずれてしまったせいで、手帳が微妙によじれて歪んでしまいました。これは革が馴染めば気にならなくなると思いますが、硬い革なので変な形のままになってしまうかも?次回作る時は曲尺(かねじゃく)を使ってきちんと垂直を出し、曲尺を動かさずにポンチで印を付け、それに沿って穴を開けるようにします。

2.についてですが、しおりの挟まっているページを開くとき、閉じたまますっとしおりを滑らせて開くという癖に気が付きました。今のしおりの長さだと途中で引っかかってしまうため、ちょっと長めですが対角線の長さまであるしおりを付けようと思います。

3.についてなのですが、横幅24cmだとノートとカバーの端がかなり近いです。ノートを複数挟んだり、メモをたくさん挟んだりすると、カバーからノートがはみ出しちゃうんです。ノートの端をきちんと守るためにもう少しカバーの横幅が欲しいので、25cmくらいがちょうどいいかな、と。あまりカバーが出っ張りすぎてもカッコ悪いので、26cmはやりすぎと思いました。(私はそれほど何冊もノートを挟むことはしないと思うので)

トラベラーズノートカバー、初めて作ってみましたが、簡単なようでけっこう難しいというのがよく分かりました。基礎的な技術が全然足りていないというのもありますが。でも、今回の経験で大分いろいろ分かりましたので、近いうちにもう一つ作ってみようと思います。

完成した自作トラベラーズノートカバー

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